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細菌で性病に感染するのはクラミジアだけではない!梅毒にも注意!

細菌が原因となって感染する性病はクラミジアだけではありません。梅毒も細菌による性感染症のひとつであり、梅毒トレポネーマによって病気が引き起こされます。性感染症は、性器や直腸、咽頭への影響が多いことがほとんどです。しかし、梅毒は原因となる細菌である梅毒トレポネーマが付着すると、性器や咽頭だけではなく、全身に症状があらわれてしまう可能性があるのです。

梅毒は症状が出ている病変部や精液、血液や膣分泌液のなかに存在しています。傷口のある皮膚や粘膜の傷などから菌が入り込み、発病するという仕組みがあるのです。肛門性交での感染が特に多いと言われていますが、コンドームなしのオーラルセックスや挿入、キスだけでも感染することがあります。

梅毒は他の性感染症とは異なった症状があらわれ、段階に応じて症状が変化していくという特徴があります。まず感染して約3週間後には感染した場所にしこりができるのです。小豆ほどのしこりができ、硬さは軟骨のようだと言われており、痛みがないものもあれば痛みがあるものもあります。約3か月後には赤茶色の盛り上がりが見られるようになるだけではなく、手のひらや足の裏に発疹が見られるようになるでしょう。また、バラ疹と呼ばれるバラの花びらのようなピンク色のあざができたり、イボが生じたり、喉の奥が腫れるようになったりします。

感染してから3年以上が経過した場合は、大きめのしこりができてしまい、そのうち末期症状となり心臓や血管、目や神経などに重い障害がでる可能性があるのです。梅毒は早い段階で発見して抗菌薬によって治療することが大切だと言えます。全身に異変があらわれたり、バラ疹が見られたりするなど、皮膚を注意深く観察することで自覚症状があらわれるでしょう。自覚症状がある場合は、医療機関を受診して抗菌薬を処方してもらいましょう。

昔は梅毒が不治の病として恐れられており、死亡することもありました。しかしながら、現在では早期発見し治療を行うことで、死亡する可能性はほとんどなく、完治することができます。自然治癒する病気ではありませんが、適切な治療を受けることで完治を目指すことができますので、自覚症状があらわれた場合は、すぐに検査や病院の受診を行うようにしましょう。また、パートナーと一緒に感染している可能性が高いので、どちらかが梅毒だった場合は、もうひとりも受診や検査を行うようにすることが大切だと言えます。